ウッドブラインドの選び方

メリットとデメリット

メリット

調光効果

スラットの向きを変えることで光の量を変えることができます。
太陽は常時動いていますから部屋に入る光の量は必然的に変化します。
ウッドブラインドはスラットの向きを変えることで部屋に入る光の量を調整し心地よい住環境を与えてくれます。
また、スラットの向きを調整し、光を天井に向かって送るようにすれば直射を防ぎつつ部屋を明るくすることもできます。

遮熱効果

日射を調整しつつ風を通することできるため、夏は部屋にとどまる熱を逃がすことができます。
冬はスラットの角度を調整し部屋に多くの太陽光をとりいれていただければカーテンを締め切っていただくより、暖かく気持ちよく生活することが出来ます。

お手入れが簡単

木目のおかげでホコリがあっても目立ちません。
お掃除の際もアルミブラインドは静電気のせいでホコリが取れにくいですが、ウッドブラインドはハタキなどで払っていただくだけで十分です。

デメリット

重量

重量があるため一日に何度も行き来する掃き出し窓などには注意が必要です。
ただウッドブラインドは最初から重いわけではなく、引き上げていくうちに重たくなっていきます。
そのため全部引き上げるのではなく、人が通れるくらいに引き上げるだけでしたら女性でも問題なく操作が可能です。

遮光性

次に遮光性がカーテンと比べて劣ります。
ウッドブラインドはどうしてもスラットとスラットのあいだに隙間が出来てしまいアルミブラインドの様に完全に締切るということができません。
また羽根が窓枠と干渉しないように隙間をもうけますので、その部分でも光漏れしてしまいます。

寒さに弱い

冬でも陽が当っているときは太陽光をたくさん取り入れられるので、とても暖かく過ごせますが夜や明け方はカーテンに比べ寒さを凌ぐのには向いていません。

ウッドブラインドの選び方

色の選び方

お部屋を明るく、すっきり、広く見せたい場合は「ナチュラル」などの明るめの色味をお選びください。
明るい色の方が光をよく反射するため、明るい色味を選んだほうが日中、夜、いづれも明るく過ごすことができます。
寝室や書斎など落ち着いた雰囲気にしたい場合は「ブラウン」がおすすめです。
間接照明との相性がよく、反射して暖かい光がお部屋に溢れます。
また参考にしていただきたいのが床材の色です。
基本的には床材と同等、または床材より明るい色味を選ばれると安定して見えます。
最近ではナチュラルカラーの床材が増えていますので「ナチュラル」を選ばれるお客様が増えています。

スラット幅の選び方

日本のウッドブラインドのスラット幅は25mm、35mm、50mmの3種類が基本です。
大きな窓が多い欧米などではもう少し幅が広いものもありますが、日本では見かけません。
スラット幅の選び方は窓の大きさで考えていただくのが理想です。
50mmのウッドブラインドが憧れという方も多いかもしれませんが縦横共に2000mmを超えるような窓でない場合は35mmの方が見た目にバランスがとれます。
また50mmの魅力はスラットの存在感ですが、窓枠に取り付ける際その分窓枠の奥行が必要となり、窓枠から飛び出してしまったり取り付けられなかったりと制限も多いです。

ラダーコードとラダーテープ

ラダーテープはウッドブラインドのアクセントになるだけではなく、
羽根に空いた穴からの光漏れを防止する効果があります。
デメリットとしては羽根を引き上げた際の畳代が大きくなるなる点です。
またコストも変わってきますので注意が必要です。

価格

価格が安いものは負荷軽減機構が導入されておらず重く感じることが多いので大きなブラインドを取り付ける場合は特に注意が必要です。
またmm単位オーダーに対応していないところがほとんどのため、光漏れが懸念されます。
部屋の雰囲気を変える為の目的だけだったり、昇降機能はほとんど使わない、また2,3年使えれば良い場合などはコスト優先でも良いのではないでしょうか
風祭Factoryの価格表を見る

自分にぴったりのブラインドを見つけるためのコツや基礎知識をご紹介します。
ウッドブラインド特集