35mmスラットに50mmBOXの訳

風祭Factoryのウッドブラインドは35mm幅のスラットを採用しています。
ウッドブラインドは欧米の規格が用いられていますので35mmスラットは本来1.5インチ規格、50mmスラットは2インチ規格となります。

上の写真の様に風祭Factoryのウッドブラインドはスラットは35mm、ヘッドボックスには50mmを採用していますがこれには勿論理由があります。 一般的には羽が35mmであればボックス等メカニズムの部分も35mm規格のものを使用します。 しかし風祭Factoryでは敢えて規格の異なる1クラス大きな規格のメカニズムを採用しています。

一番の理由はウッドブラインドの重さへの対策です。 風祭Factoryで作成するウッドブラインドの最大級のサイズでは重さが8kg以上になります。 大人の男性が両手で支えても重いと感ずる重量です。 毎日上げ下げしながら10年間程度は問題なくご使用していただけるウッドブラインドである為には、それに耐えられる部品でなくてはなりません(コード等消耗するパーツは交換が必要ですが)。 

2インチ規格の各パーツは1.5インチのものに比べて大きく頑丈に作られていてコードへの摩擦も少なくスムーズな昇降が出来ます。 通常のご使用の範囲では故障が起こりにくい為、保証期間3年とすることが出来ました。

上部のボックスが羽幅より広いことで引き上げのコードや角度調節のポールと干渉することが少なくなっています。

ヘッドボックスが大きいことで設置個所の制約は大きくなってしまいますが、ブラインドの耐久性、操作性を優先するために敢えて大きなボックスを採用しています。

ポールの長さ

羽根の角度調節をするポールは標準で800mmですが写真のブラインドは高さが500mm余りの為に短いポールを添付しています。 逆に取り付け位置が高く標準のポールでは手が届かない場合ではポールの延長などで対応します。 ポール長のご希望はご注文の際備考欄にてお知らせ下さい。

スリット窓へ

スリット窓の遮光に悩んでいらっしゃる方も多いのではないでしょうか? 風祭Factoryのウッドブラインドは最小幅(仕上がり)250mmから作成できます。 以前は300mm以下のものはお断りしていたのですがご要望にお応えするべく設計を見直し作成が可能になりました。

スペースが限られる為写真の様に右側で羽根の引き上げ、左側で角度調節を行います。 (逆にすることは可能) またラダーテープには対応していませんのでご注意下さい。(仕上がり500mm以下)

UVプリント

導入したばかりのUVプリンターを使ってスラットにロゴをプリントしました。 今まではレーザーマーカーを使っていましたがぐっと表現の幅が拡がります。

お店のロゴが入ったオリジナルのウッドブラインドをデザインしてみませんか?

ふるさと納税スタート

2019年1月より風祭Factoryのウッドブラインドが静岡県森町のふるさと納税返礼品として選定されました。 ふるさと納税は応援する自治体(例えばご自身の出身地)への寄付金が翌年の地方税等から差引されしかもその自治体の特産品、地場産品をお礼として頂戴出来る制度です。

ふるさとチョイス
https://www.furusato-tax.jp/city/product/22461

タイプ、サイズ別に10種類の商品を掲載していますが、掲載サイズに当てはまらない場合でも寄付額の範囲内で作成が可能です。

2019年3月末までは「ふるさと納税スタートキャンペーン」を行っています。 ふるさと納税にてブラインドをご注文頂くとブラインド1本当たりQUOカード1000円をプレゼントいたします。

風祭Factoryのウッドブラインドは2016年に一度選定されていたのですが「高級家具に類する」ので制度にそぐわないとの理由により削除されてしまいました。 今回再度申請して復活することが出来たので大変喜んでいます。
この機会に静岡県森町へのご寄付と風祭Factoryのウッドブラインドをよろしくお願いいたします。

高い窓への取り付け

取り付け位置が2m70㎝を超える高さになると標準のポールでは手が届かないので羽根の角度が変えられません。

このケースではポールに代えてコードで羽根の角度を調節する方法に変更して対処しています。 右側で羽根の昇降、左側で角度調節です。 片側に寄せることも出来ますがこのケースでは敢えて左右に分けています。 引き上げのコードと角度調節のコードが絡まなくなります。

標準のポールでは少し長さが足りない場合にはポールを延長する方が簡単です。 しかしこのケースでは取り付け位置が3.5mほどにもなる為、コード式の方が操作がしやすいと判断しました。

取り付け位置が高い場合にはご注文の際にお知らせ下さい。 最適な方法をご案内いたします。 追加の料金は頂戴しておりません。

尚、コードによって角度調節できるのはスラットカラーがナチュラルとブラウンのみとなります。

スラットの反りを揃える

前回の記事でスラットの選別につき書きました。
では選別しないで作成したらどうなるのか? 単に必要なスラット枚数を無作為に揃えて組み立てたブラインドです。

オレンジ枠の部分に反りによる隙間が出来てしまっています。
同じブラインドをスラットの向きを揃えて作成し直したものが以下になります。

スラットは日に当たることによって反ってくる可能性がありますのでいつまでもこの状態を保てるとは限りません。 でも最初に向きを揃えて作成してあれば、経年変化による反りを目立たなくすることが出来ます。

 

スラットの選別

風祭Factoryではすでに塗装された状態でスラットを輸入しています。 日本市場向けということで工場では最高の品質基準を充たした製品のみを出荷しているはずですが、風祭Factoryでは更に選別を加えています。 以下は廃棄するスラットです。 沢山あり過ぎて勿体ないです。

天然木の無垢材ですので素材由来の節、模様等は極力受け入れるようにしています。 しかしスラットの強度に影響するもの、日本人の感覚としては汚く見えてしまうものは不合格としています。 また塗装ムラや仕上げ不良が混入していることもありしっかり選別しなくてはなりません。

最も多い不良項目が反りです。 天然木ですので均一に真っすぐなものは殆どありません。 必ず裏表どちらかに反る傾向を持っていますのでそれを揃えてスラットを組むのも職人さんの仕事です。 しかし反りのキツイものや経年変化で反りが大きくなってしまいそうなものは破棄しています。 天然のものは見極めが難しいですね。

上の写真は節ですが、所謂「死に節」ですので不合格です。 節の真ん中の組織が死んでいますので長年の間に穴が開く恐れがあります。

こちらは節であっても組織が壊れていない「生き節」なのでOKとしています。こうした節や柄はいかにも木製らしくアクセントになってブラインドに表情を与えてくれるものです。

スラットの閉まり具合

ウッドブラインドを検討する上でスラットがどれくらい閉められるか?は気になるところではないかと思います。

風祭Factoryのウッドブラインドを含めスラットの中央に穴を開けコードを通す構造のブラインドでは羽根をぴったりと閉め切ることは出来ません。 特に下側にいくにつれて閉まり具合が甘くなり、隙間から反対側がうっすら見えます。

上2枚の写真は高さ2300mmの下側部分です。

こちらは腰窓の下側です。
スラットの部屋側を上に閉めた際、上側から見下ろすとこの様に見えます。 窓の外側からの視線が気になる場合には視線の角度(上下)によって羽根の閉め方を変えることでカバー出来ます。 

また風祭Factoryでは閉め具合を向上させる為にラダーコードの間隔を標準より狭くしています。

一般的に35mmスラットの場合32mm間隔のラダーコードを使用しますが風祭Factoryでは30mm間隔のものを採用しています。 35mm幅のスラットに30mm間隔のラダーコードを採用することで計算上は上下各2.5mmスラットが重なることになり隙間を狭く見せることが出来ます。

左が30mm間隔、右が32mm間隔です。 見え方は僅かな差異ですがスラットは3枚余分に使用しています。

フレームタイプの連結

1つの窓にフレームタイプのウッドブラインドを分割(2本を連結)して設置する手順について説明します。

最初に窓中央の上下にマウントを張り付けます。 窓中央をに印をつける為の定規をブラインドに添付してありますのでメジャーが無くても正確に位置決め出来ます。

下のマウントは初期に木材で試作したものです。 現在は上側のプラスチック製になります。

次にこのマウントを挟んで左右からフレームを貼り合わせます。 貼り合わせる為のマジックテープはフレームの背面に予めセットされています。

残りの工程は通常のフレームタイプの設置方法に従い左右のブラインドを設置します。

同様な手順で3本、4本と連結して設置することが出来ます。

フレームタイプの設置手順は以下を参照下さい。

https://www.kazematsuri.com/tejun/tejun_frame.html